- 2010年7月 7日 14:17
絹本墨画淡彩 芦葉達磨図 (一山一寧の賛がある)
データ
指定区分 国指定 重要文化財(絵画)
指定年月日 平成7年6月15日 焼津市初の国指定文化財
大 き さ 縦111cm 横41cm
時 代 鎌倉時代後期
荒い絹本に水墨で、芦の葉に乗って揚子江を渡る達磨大師の姿を描いたものである。錫杖を小脇にかいこみ、芦の葉に乗り、法衣の袖や裾を河風にへんぽんとひるがえらせ、いかにも禅宗の祖師の画像にふさわしい力強い筆致である。
作者は不明だが、13世紀前半、中国において描かれたものといわれ、上部に一山一寧(1247~1317)の賛がある。
一寧は、中国浙江省の僧で、正安元年(1299)10月、元寇の欄の和睦使として来日したが、鎌倉幕府は始めスパイとして伊豆に流し、その後、建長寺、円覚寺などに住わせ、さらに京都南禅寺の住持としている。文保元年(1317)71歳で没している。一寧の行、草書は特に珍重されている。